茨城県水戸市にて賃貸アパート屋根の部分修理(耐震・防災)ガイドライン工法 029-297-6826 〒311-4204 茨城県水戸市田谷町3159 営業時間 8:00~18:00 / 定休日 日曜日・祝日・年末年始
屋根工事日誌 令和5年 2月 14日
茨城県水戸市にて賃貸アパート屋根の部分修理(耐震・防災)ガイドライン工法をさせて頂きました。
※このブログでは屋根の耐震・防災を目的とした修理の流れを写真付きでご説明させて頂きます。
①賃貸アパート屋根の部分修理(耐震・防災)ガイドライン工法 工事前
昔の瓦屋根は銅釘で固定する方法が主流でしたが、築年数が経過すると銅釘から侵入した雨水が下地の木材を腐らせます。
下地木材が腐食すると銅釘の保持力が弱くなり災害時に被害が発生しやすくなります。
下の写真は下地の木材が腐り瓦が落ちてしまった被害状況です。
※瓦を固定している銅釘の浮きを放置すると致命的な被害につながります。
②棟瓦の解体工事状況
災害に強い屋根にするために傷んでいる箇所を一度解体して、現在の災害に強い工事方法にて修理をさせて頂きます。
銅釘の浮きにより腐食した下地木材の状況
③棟瓦の解体後に新規耐震棟下地(ステンレス製耐震棟金具)の取付状況
④耐震棟金具取付後に平瓦を復旧します。
棟瓦等が干渉する平瓦はひび割れや状態の悪い瓦は省き、状態の良いものを選定してステンレス製の釘やビスでしっかりと固定しています。
⑤平瓦の復旧後、耐震棟金具に垂木を取り付けて南蛮漆喰による防水工事を行います。
⑥南蛮漆喰による防水工事後に既存の棟瓦を再利用して復旧します。
⑦賃貸アパート屋根の部分修理(耐震・防災)ガイドライン工法 工事完了
棟瓦は防水性の高いパッキン付きのステンレス製ビス2点止めにてしっかりと固定しました。
「ガイドライン工法」は、巨大地震(震度7)にも耐える耐震工法です。 一般の木造建築の場合、地震時にもっとも揺れの影響を受けやすいのが屋根の一番上の棟部分。 こうした部分ごとの耐震実験や実物大の家屋による振動実験の結果を受け、 巨大地震の揺れにも対応できる工法としてまとめられたのが「ガイドライン工法」です。
①屋根の端にある袖瓦の修理 工事前
※瓦のズレをそのままにして、コーキング等での簡易的な修理は雨漏りの原因になるばかりか致命的な被害につながりますのでおすすめできません。
②屋根の端にある袖瓦の修理 工事後
※ズレている瓦を修理して防水性を高めました。
袖瓦も防水性の高いパッキン付きのステンレス製ビス3点止めにてしっかりと固定しました。
万が一の災害にも強く安心して末永く暮らせる屋根にすることが私たちの使命であり責務と考えています。
当店に賃貸アパート屋根の部分修理(耐震・防災)ガイドライン工法をご依頼頂き、誠にありがとうございます。
本日も無事に終わりました。明日も無事故、無災害でご安全に!!
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