棟板金などの屋根釘が浮いてしまっている場合の危険性

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棟板金などの屋根釘が浮いてしまっている場合の危険性

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2019/03/07 棟板金などの屋根釘が浮いてしまっている場合の危険性

 

 

通りがかりの業者から「屋根の釘が浮いています。修理しないと危険ですよ」と言われたことはありませんか?全然気にもしていなかったのに、そう言われると気になってしまいますよね。

いったい屋根の釘が浮いていると、どんな危険性があるのでしょうか?

屋根の釘が浮く原因と放置した場合の危険性をご紹介したいと思います。

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釘が浮いてしまう原因

一般的に「屋根の釘が浮く」と表現される時の屋根とは、コロニアル屋根の棟板金のことを指しています。棟板金はコロニアル屋根の棟部分に釘で固定されている金属の板の事です。

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瓦屋根では冠瓦を固定する時にも使用されています。

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棟板金は屋根の最も高い所にあるので、強風の影響を受けやすい部分です。そのため突風や強風の風圧で釘が浮いてしまうことがあります。地震などの揺れでも浮いてきてしまいます。

また、劣化によるものもあります。

30~40年前に建てられた家には鉄釘が主に使用されていました。鉄は雨水などの水分で錆が発生しやすいです。錆びた釘が膨張して釘穴を広げてしまい、釘が浮いてしまうのです。

棟板金の下には棟木と呼ばれる下地材が取り付けてあります。この棟木が寒暖の差により収縮を繰り返すことで、棟板金と固定されていた釘が次第に緩んできて浮いてきます。

 

浮いてしまった釘を放置しておくと危険です。

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釘の浮きを放置していると、やがて完全に抜けてしまいます。そうすると固定する力が弱まって、強風が吹いた時に棟板金がめくれ上がり飛ばされる可能性があるのです。

また釘が浮いている部分から雨水が浸入して、棟木を腐らせたり、雨漏りの原因となってしまいます。

釘の浮きは棟板金が傷んでいるサインですので、気づいた時は早急に対応・修繕をおすすめします。

 

また、

屋根の釘浮きの原因は強風被害の可能性があります。もし台風(突風・強風)で釘が浮いたり抜けたりした場合は、火災保険の「風災補償」が適用される場合がございます。

そういった診断・検査、火災保険などの対応も当店では無料で行なっております。

 

屋根に関するご質問・ご相談がありましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

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